横浜副都心として発展する鶴見…
私事で恐縮だが、5年前の平成22年10月、鶴見駅東口に再開発ビルが誕生したことを受けて、取材に招かれたことがある。商業・業務施設やホテルが完成し、街はすっかり変貌していたと記憶している。その際に鶴見駅と駅周辺の歴史、発展過程などを調査して分かったことは、鶴見はかつて漁村で、江戸時代に入り宿場町として栄えていた。また、鶴見駅は明治5年に【新橋 ― 横浜】間の正式営業と同時に開業し、海であった鶴見駅東口は、海を埋め立てて京浜工業地帯が誕生した。西口は古くからの住宅地で、社宅などが多く建てられ、それを受けて商店街も生まれた。その鶴見地区は、横浜市の副都心として、かねてより都市機能の充実を図ってきている。業務・商業施設や公共施設が集中する場所として多くの市民が利用する一方、鶴見川や既存の緑地などの自然や總持寺などの歴史的資源などもあり、地域住民と一体となって暮らしやすい街を創っている。鶴見駅周辺の拠点性を高め、地域の資源を活かし、快適で都市環境を創出するというわけである。今回二日にわたって鶴見を訪ねたが、両日とも街は賑わい、人々の表情は活気に溢れていたものである。
地元住民や総持寺などと共に活性化する豊岡商店街…
〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉の現地を訪ねた。鶴見駅西口に出ると、まず目に入るのが階段下の京急ストアと3つのフーガである。フーガ1には西友と横浜市鶴見公会堂、フーガ2には主に飲食店、フーガ3にはクリニックなどが入り、1980年代より鶴見駅周辺の活性化に役立ってきたのである。中でも西友、京急ストアは、平日早朝にも関わらず買い物客で賑わっている。フーガの先に広がるのが豊岡商店街。先述した古くからの商店街である。まず目に入るのが道の両サイドに設けられた歩道。ゆったり買い物ができ、店先ではお客と店主の雑談、交歓風景を見ることができる。商店街にありがちな放置自転車は見かけないし、定期的な美化清掃も行われているようでゴミもない。買い物途中に休憩できるように切り株ベンチが設けられているが、ベンチには商店街の一角にあると豊岡小学校の児童が書いた絵が貼ってあり、なんとなくほほえましい感じである。豊岡商店街協同組合は、「鶴見地区の中心拠点として、誰もが安全、快適に利用でき、ここに来たらホッとするようになることを心がけている。商店街は単なる買い物の場ではなく、地域住民と組合に参加している店舗が交流し、生活の場として発展していると思っている。その一例が毎年8月第1週に行われる打ち水のイベント。鶴見大学の女子学生や一般ボランティアなど100人の女性が参加し商店街の道路に打ち水をし、温暖化防止を行っているが、単なるイベントではなく住民や大学、店舗、總持寺などが一体となって賑やかで楽しく、心温まる街並みをつくっているのです」と話す。ちなみに組合に参加しているのは約90店舗。店舗稼働率は98%でシャッターが閉まっている店舗は、ほんのわずかである。また商店街の一角に小学校があること、病院が多いこともこの商店街の特長である。〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉はこの商店街の一角に立地しており、駅より徒歩4分で、京浜東北線に沿った道路と商店街通りの間に位置し、周辺は静かで落ち着きのある住環境となっている。
東京、横浜へ好アクセス…
近年、横浜市内の「住んでみたい地域」として熱い視線が集まっているのが鶴見区と神奈川区である。東京、横浜という一大都心に近く、通勤はもちろん、週末のショッピングにも便利で、両地域は今後の発展が楽しみなエリアである。〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉の最寄り駅は京浜東北線 鶴見駅、また、京浜急行本線 京急鶴見駅も利用でき、鶴見駅より品川駅へ11分、東京駅へ20分、横浜駅へ8分と、スムーズなアクセスも魅力のひとつ。運転本数も平日朝7時・8時台上りは合計36本。一本電車を逃しても、すぐに次の電車が来るので、待ち時間が少なく、乗車することが可能。ちなみに8時台には3本の始発電車があるので、座っての通勤も可能である。横浜、関内方面への運転本数も平日朝7時・8時台上りは合計28本となっている。
横浜副都心として発展する鶴見… 私事で恐縮だが、5年前の平成22年10月、鶴見駅東口に再開発ビルが誕生したことを受けて、取材に招かれたことがある。商業・業務施設やホテルが完成し、街はすっかり変貌していたと記憶している。その際に鶴見駅と駅周辺の歴史、発展過程などを調査して分かったことは、鶴見はかつて漁村で、江戸時代に入り宿場町として栄えていた。また、鶴見駅は明治5年に【新橋 ― 横浜】間の正式営業と同時に開業し、海であった鶴見駅東口は、海を埋め立てて京浜工業地帯が誕生した。西口は古くからの住宅地で、社宅などが多く建てられ、それを受けて商店街も生まれた。その鶴見地区は、横浜市の副都心として、かねてより都市機能の充実を図ってきている。業務・商業施設や公共施設が集中する場所として多くの市民が利用する一方、鶴見川や既存の緑地などの自然や總持寺などの歴史的資源などもあり、地域住民と一体となって暮らしやすい街を創っている。鶴見駅周辺の拠点性を高め、地域の資源を活かし、快適で都市環境を創出するというわけである。今回二日にわたって鶴見を訪ねたが、両日とも街は賑わい、人々の表情は活気に溢れていたものである。
地元住民や総持寺などと共に活性化する豊岡商店街… 〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉の現地を訪ねた。鶴見駅西口に出ると、まず目に入るのが階段下の京急ストアと3つのフーガである。フーガ1には西友と横浜市鶴見公会堂、フーガ2には主に飲食店、フーガ3にはクリニックなどが入り、1980年代より鶴見駅周辺の活性化に役立ってきたのである。中でも西友、京急ストアは、平日早朝にも関わらず買い物客で賑わっている。フーガの先に広がるのが豊岡商店街。先述した古くからの商店街である。まず目に入るのが道の両サイドに設けられた歩道。ゆったり買い物ができ、店先ではお客と店主の雑談、交歓風景を見ることができる。商店街にありがちな放置自転車は見かけないし、定期的な美化清掃も行われているようでゴミもない。買い物途中に休憩できるように切り株ベンチが設けられているが、ベンチには商店街の一角にあると豊岡小学校の児童が書いた絵が貼ってあり、なんとなくほほえましい感じである。豊岡商店街協同組合は、「鶴見地区の中心拠点として、誰もが安全、快適に利用でき、ここに来たらホッとするようになることを心がけている。商店街は単なる買い物の場ではなく、地域住民と組合に参加している店舗が交流し、生活の場として発展していると思っている。その一例が毎年8月第1週に行われる打ち水のイベント。鶴見大学の女子学生や一般ボランティアなど100人の女性が参加し商店街の道路に打ち水をし、温暖化防止を行っているが、単なるイベントではなく住民や大学、店舗、總持寺などが一体となって賑やかで楽しく、心温まる街並みをつくっているのです」と話す。ちなみに組合に参加しているのは約90店舗。店舗稼働率は98%でシャッターが閉まっている店舗は、ほんのわずかである。また商店街の一角に小学校があること、病院が多いこともこの商店街の特長である。〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉はこの商店街の一角に立地しており、駅より徒歩4分で、京浜東北線に沿った道路と商店街通りの間に位置し、周辺は静かで落ち着きのある住環境となっている。
東京、横浜へ好アクセス… 近年、横浜市内の「住んでみたい地域」として熱い視線が集まっているのが鶴見区と神奈川区である。東京、横浜という一大都心に近く、通勤はもちろん、週末のショッピングにも便利で、両地域は今後の発展が楽しみなエリアである。〈クリオ鶴見豊岡町ウエストコート〉の最寄り駅は京浜東北線 鶴見駅、また、京浜急行本線 京急鶴見駅も利用でき、鶴見駅より品川駅へ11分、東京駅へ20分、横浜駅へ8分と、スムーズなアクセスも魅力のひとつ。運転本数も平日朝7時・8時台上りは合計36本。一本電車を逃しても、すぐに次の電車が来るので、待ち時間が少なく、乗車することが可能。ちなみに8時台には3本の始発電車があるので、座っての通勤も可能である。横浜、関内方面への運転本数も平日朝7時・8時台上りは合計28本となっている。

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