歴史と未来を繙く
高島町、桜木町を初めて訪ねたのは学生時代であった。下宿先が東急東横線元住吉で、休日に横浜の海を見に行こうということになり、出かけたのである。街を歩いた印象は、取り立てて特筆される施設はなかったものの、横浜駅から近く、広大な土地が広がっていたことで、何か街が大きく変わりそうな予感をもったものである。そしていま。その予感をはるかに超えて、国際都市の玄関口として大きく変貌していることは周知のとおりである。本物件の所在地である戸部町の歴史は古い。江戸時代は幕府の直轄領、さらに1859年(安政6年)に横浜港が開港されると、神奈川奉行所など官庁ができ中心地となる。同時に町屋も形成され、後に商店街が誕生するきっかけとなっている。古くからの歴史をもつ現地周辺は、いま未来に向けて大きく羽ばたこうとしている。横浜駅周辺大改造計画である「エキサイトよこはま22」が行われようとしているからである。この計画は、国際都市横浜の玄関口としてふさわしいまちづくりを行い、世界と競い、災害に強く、安心安全で環境にやさしく、多くの人が集まる魅力あるまちづくりを目指し、首都圏の有数のターミナル駅横浜、日本第二位の人口を擁する中核拠点などを、さらに拡充しようというものである。まさに将来が楽しみである。
セントラル立地を歩く
現地を訪ねる。まず感動することは、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅前・徒歩1分に加え、「横浜駅から歩ける」ことである。横浜駅周辺に広がる一大ショッピングゾーンや複合施設などが集積するセンター地区が生活圏である。もちろんその横浜駅に接し文化施設などがある南幸地区、企業の社屋などがある北幸地区も手の内である。現地から海側を望む。そこはみなとみらい21地区である。地区が形として見えてきたのが2000年頃だから、すでに10数年が経過しているが、横浜の21世紀を担うこの地区は、いまも進化を続けているのである。百聞は一見にしかず、まずはこの地区を歩かれることをおすすめしたい。さらに赤レンガ倉庫、関内、中華街、元町にも近い。地図をみるまでもなく、現地はまさに「横浜セントラル」に位置しているのである。これを「得難い」と言わずして何が得難いのか、そんな思いを強くする。
資産価値を考える
2015年に長期金利が初の0.1%台になったことで、住宅ローンの金利は史上最低となっている。マンション購入を検討する人には「買い時」といえるだろう。近年、マンションの購入を検討する人たちが、「購入の決め手」としている項目がある。住まいの持つ「資産価値の高さ」で、転勤など万が一の時、いくらで貸すことができるか、売却できるかを重視しているのである。それでは資産価値を判断する項目とは何か。ここでは不動産鑑定士などが判断基準とする項目を軸に考えてみよう。まず挙げられるのが①交通アクセスのよさ。駅から徒歩何分か、主要駅まで近いかなどである。②生活利便性の高さ。例えばショッピング施設は、身近なスーパーに加えて人が集まる「百貨店」あるいは「一大ショッピングゾーン」などがあるといい。本物件の①②については別稿に譲ろう。③再開発など将来性の高さ。「エキサイトよこはま22」が目指す駅・鉄道の利便性の向上、羽田空港へのアクセスの強化、幹線道路の整備などである。④街の格の高さを判断する施設としての大学キャンパス。フェリス女子大などがある。⑤先進医療が受けられる大学附属病院。横浜市立大学付属総合医療センターが近い。⑥全体として快適と思うか。横浜は、「住んでみたい街ランキング」で上位であることが、それを証明している。⑦売り主の企業力。売り主は都市型マンションの供給で数多くの実績を有する明和地所。用地取得の確かさからランドスケープ、レジデンス外観、クオリティとオリジナリティを追求した間取りプランまで定評がある。
歴史と未来を繙く 高島町、桜木町を初めて訪ねたのは学生時代であった。下宿先が東急東横線元住吉で、休日に横浜の海を見に行こうということになり、出かけたのである。街を歩いた印象は、取り立てて特筆される施設はなかったものの、横浜駅から近く、広大な土地が広がっていたことで、何か街が大きく変わりそうな予感をもったものである。そしていま。その予感をはるかに超えて、国際都市の玄関口として大きく変貌していることは周知のとおりである。本物件の所在地である戸部町の歴史は古い。江戸時代は幕府の直轄領、さらに1859年(安政6年)に横浜港が開港されると、神奈川奉行所など官庁ができ中心地となる。同時に町屋も形成され、後に商店街が誕生するきっかけとなっている。古くからの歴史をもつ現地周辺は、いま未来に向けて大きく羽ばたこうとしている。横浜駅周辺大改造計画である「エキサイトよこはま22」が行われているからである。この計画は、国際都市横浜の玄関口としてふさわしいまちづくりを行い、世界と競い、災害に強く、安心安全で環境にやさしく、多くの人が集まる魅力あるまちづくりを目指し、首都圏の有数のターミナル駅横浜、日本第二位の人口を擁する中核拠点などを、さらに拡充しようというものである。まさに将来が楽しみである。
セントラル立地を歩く 現地を訪ねる。まず感動することは、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅前・徒歩1分に加え、「横浜駅から歩ける」ことである。横浜駅周辺に広がる一大ショッピングゾーンや複合施設などが集積するセンター地区が生活圏である。もちろんその横浜駅に接し文化施設などがある南幸地区、企業の社屋などがある北幸地区も手の内である。現地から海側を望む。そこはみなとみらい21地区である。地区が形として見えてきたのが2000年頃だから、すでに10数年が経過しているが、横浜の21世紀を担うこの地区は、いまも進化を続けているのである。百聞は一見にしかず、まずはこの地区を歩かれることをおすすめしたい。さらに赤レンガ倉庫、関内、中華街、元町にも近い。地図をみるまでもなく、現地はまさに「横浜セントラル」に位置しているのである。これを「得難い」と言わずして何が得難いのか、そんな思いを強くする。
資産価値を考える 2015年に長期金利が初の0.1%台になったことで、住宅ローンの金利は史上最低となっている。マンション購入を検討する人には「買い時」といえるだろう。近年、マンションの購入を検討する人たちが、「購入の決め手」としている項目がある。住まいの持つ「資産価値の高さ」で、転勤など万が一の時、いくらで貸すことができるか、売却できるかを重視しているのである。それでは資産価値を判断する項目とは何か。ここでは不動産鑑定士などが判断基準とする項目を軸に考えてみよう。まず挙げられるのが①交通アクセスのよさ。駅から徒歩何分か、主要駅まで近いかなどである。②生活利便性の高さ。例えばショッピング施設は、身近なスーパーに加えて人が集まる「百貨店」あるいは「一大ショッピングゾーン」などがあるといい。本物件の①②については別稿に譲ろう。③再開発など将来性の高さ。「エキサイトよこはま22」が目指す駅・鉄道の利便性の向上、羽田空港へのアクセスの強化、幹線道路の整備などである。④街の格の高さを判断する施設としての大学キャンパス。フェリス女子大などがある。⑤先進医療が受けられる大学附属病院。横浜市立大学付属総合医療センターが近い。⑥全体として快適と思うか。横浜は、「住んでみたい街ランキング」で上位であることが、それを証明している。⑦売り主の企業力。売り主は都市型マンションの供給で数多くの実績を有する明和地所。用地取得の確かさからランドスケープ、レジデンス外観、クオリティとオリジナリティを追求した間取りプランまで定評がある。