「ずっと住んでいたい」条件
目黒区内で分譲される物件を分析するとき、いつも注意を払っているポイントがある。それは、物件そのものが「ずっと住んでいたい」と思えるか、「住んでいたい」条件をクリアしているかということである。ではなぜそう考えるのか。その背景には、目黒区民の意識調査がある。それによると、目黒区民の95.2%が、この街に「ずっと、あるいは当分の間住んでいたい」と思っている。東京23区平均の約75%をはるかに超え、平成9年以降ずっと95%前後を維持し、トップクラスである。これは驚きの数字だ。それでは「住んでいたい」理由は何か。「①交通の便が良い」「②昔から住んでいたから」「③緑の多い落ち着いた住環境」「④買い物が便利」と続く。言い換えれば、②の「昔から住んでいたから」を除き「①交通の便が良い」「③緑の多い落ち着いた住環境」をクリアしていれば、目黒区内で好評に売れるということである。前置きが長くなったが、「クリオ駒沢公園」は、「①交通の便が良い」「③緑の多い落ち着いた住環境」に加え、「④買い物が便利」もクリアしているので注目の物件といえる。
「緑が多く落ち着きがある」住環境
現地を歩く。所在地である東が丘は、目黒区西部に位置し、世田谷区駒沢、駒沢公園に接している。また東部は柿の木坂、八雲、北部は世田谷区下馬に接している。ここまで書くと、読者もお分かりであるが、いずれも高級住宅街である。それらの街に囲まれているということは、東が丘も高級住宅街であり、それはとりもなおさず「希少立地」という証明である。とにかく緑の自然に恵まれている。通りを挟んで広がる東京医療センターの樹木、それに続く街路樹は、目に鮮やかである。ちなみに住んでいたい理由の一つに、「公園や街路樹がよく整備されているから」というのもある。その公園である広大な駒沢オリンピック公園を歩く。昼間は人通りが少なかったが、ジャブジャブ池だけは、子供たちの歓声が響いていた。管理棟近くで会った熟年婦人によると、ジョギング、散策、犬の散歩に加えて、大学の運動クラブ、高校のクラブ活動の体操&ランニングなど、「早朝から大変な数の人たちがあちこちから集まってきます」という。この日は、季節はずれに咲いているフジの花を見に来たそうだが、「ここは自然の宝庫で一年を通して草花、野鳥、昆虫などを楽しめます」と話す。もうひとつ訪ねたのがかつての都立大学跡地に広がるめぐろ区民キャンパス。文化ホール、図書館、体育館、公園などがある複合施設で、区民に親しまれている。夏休みと暑さのせいか、図書館はとても賑わっていた。
「立地力」
「クリオ駒沢公園」の最寄駅は、東急田園都市線駒沢大学と東急東横線都立大学。2つの最寄駅の駅名にいずれにも「大学」が付く立地は、なかなかないのではないか。だからなんだという向きもあろうが、少なくとも「アカデミックな街」であることは、間違いないところだ。ちなみに都立大学は駅名として残るだけだが、区内には東京医療保険大学、東京工業大学があるし、隣接する世田谷区には日本体育大・女子短大部などがある。買い物施設としては、高級住宅街に似合う成城石井や紀ノ国屋などがあり、オシャレな自由が丘や三軒茶屋、二子玉川なども生活圏である。これらのことから立地力、街力がとても高く、希少エリアと言っても過言ではないと私は考える。
「ずっと住んでいたい」条件 目黒区内で分譲される物件を分析するとき、いつも注意を払っているポイントがある。それは、物件そのものが「ずっと住んでいたい」と思えるか、「住んでいたい」条件をクリアしているかということである。ではなぜそう考えるのか。その背景には、目黒区民の意識調査がある。それによると、目黒区民の95.2%が、この街に「ずっと、あるいは当分の間住んでいたい」と思っている。東京23区平均の約75%をはるかに超え、平成9年以降ずっと95%前後を維持し、トップクラスである。これは驚きの数字だ。それでは「住んでいたい」理由は何か。「①交通の便が良い」「②昔から住んでいたから」「③緑の多い落ち着いた住環境」「④買い物が便利」と続く。言い換えれば、②の「昔から住んでいたから」を除き「①交通の便が良い」「③緑の多い落ち着いた住環境」をクリアしていれば、目黒区内で好評に売れるということである。前置きが長くなったが、「クリオ駒沢公園」は、「①交通の便が良い」「③緑の多い落ち着いた住環境」に加え、「④買い物が便利」もクリアしているので注目の物件といえる。
「緑が多く落ち着きがある」住環境 現地を歩く。所在地である東が丘は、目黒区西部に位置し、世田谷区駒沢、駒沢公園に接している。また東部は柿の木坂、八雲、北部は世田谷区下馬に接している。ここまで書くと、読者もお分かりであるが、いずれも高級住宅街である。それらの街に囲まれているということは、東が丘も高級住宅街であり、それはとりもなおさず「希少立地」という証明である。とにかく緑の自然に恵まれている。通りを挟んで広がる東京医療センターの樹木、それに続く街路樹は、目に鮮やかである。ちなみに住んでいたい理由の一つに、「公園や街路樹がよく整備されているから」というのもある。その公園である広大な駒沢オリンピック公園を歩く。昼間は人通りが少なかったが、ジャブジャブ池だけは、子供たちの歓声が響いていた。管理棟近くで会った熟年婦人によると、ジョギング、散策、犬の散歩に加えて、大学の運動クラブ、高校のクラブ活動の体操&ランニングなど、「早朝から大変な数の人たちがあちこちから集まってきます」という。この日は、季節はずれに咲いているフジの花を見に来たそうだが、「ここは自然の宝庫で一年を通して草花、野鳥、昆虫などを楽しめます」と話す。もうひとつ訪ねたのがかつての都立大学跡地に広がるめぐろ区民キャンパス。文化ホール、図書館、体育館、公園などがある複合施設で、区民に親しまれている。夏休みと暑さのせいか、図書館はとても賑わっていた。
「立地力」 「クリオ駒沢公園」の最寄駅は、東急田園都市線駒沢大学と東急東横線都立大学。2つの最寄駅の駅名にいずれにも「大学」が付く立地は、なかなかないのではないか。だからなんだという向きもあろうが、少なくとも「アカデミックな街」であることは、間違いないところだ。ちなみに都立大学は駅名として残るだけだが、区内には東京医療保険大学、東京工業大学があるし、隣接する世田谷区には日本体育大・女子短大部などがある。買い物施設としては、高級住宅街に似合う成城石井や紀ノ国屋などがあり、オシャレな自由が丘や三軒茶屋、二子玉川なども生活圏である。これらのことから立地力、街力がとても高く、希少エリアと言っても過言ではないと私は考える。

暮らしの街情報やオススメスポットを紹介するエリアガイド