台東区蔵前の暮らしに役立つオススメスポットやこだわりのショップを紹介する街歩きエリアガイドです。

ザ・パークハウス蔵前

金田油店

(油専門店)

油から健康に。毎日の食卓をさりげなく上質にしてくれる、安全でおいしい油の専門店

創業は大正6年。昔からの根強いファンも多い、良質な油の専門店。一度こちらの油を使うと、もう他の油には戻れないという声が多く、加熱しても、生でもおいしくいただける油は、いつものお料理の味をグッと引き上げてくれます。購入すると、その油を使ったドレッシングやお料理のレシピも提案してくれて、店頭で香りと味を確認できるのもうれしいサービス。手作り石けんの原料や、マッサージオイルとしても、その品質の高さに人気が集まっています。
金田油店 サブ画像1
金田油店 サブ画像2金田油店 サブ画像3

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  • 住所

    台東区浅草橋2-6-2ホームページをみる


  • 電話番号

    03-3861-1315


  • 営業時間

    10:00〜18:00


  • 定休日

    土・日・祝日



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蔵前の街力

住宅アナリストの目による「街力」検証レポート

住宅アナリスト 山本 好延


  • 立地力

    台東区蔵前。この地名を目にして、まず第一に「都心ならではの暮らしやすさ」に気付かれた人は、蔵前がどこに位置しているかについてかなり精通していると考えられる。東京駅まで約3km圏と近いばかりでなく、オフィスやショッピンゾーン、観光スポットなどが広がる秋葉原、上野、浅草といった都心が身近だからである。さらに交通アクセスも5駅5路線が利用できるので、都心ならどこに行くにも便利である。第二に、「伝統や風情、人情味、懐かしさ」を感じた人は、ここに住んでいて、しかも歴史などに詳しいと思える。上野、浅草かいわいの悠久の歴史はもちろんのこと、この地に江戸幕府の御米蔵があり米問屋などの店が並んでいたこと、明治以降は現在の東京工業大学の前身である職工学校が設立され、モノづくりの風土が育ったこと、戦後は相撲の蔵前国技館があったことなどを知っているのだろう。そして第三に、この街に「新しさ」を感じた人は、歴史と伝統を紡いできたモノづくりを核にして、街が進化を続けていると確信しているように思える。古くから製造・卸の集積地として知られる御徒町、蔵前、浅草橋にかけての2km四方は、いまもカチクラエリアと呼ばれ、新しい街とモノづくりの魅力がいっぱい詰まった街となっており、首都圏を代表する「モノマチ」のひとつとなっているからである。


  • 祭事力

    9月下旬の日曜日、久しぶりに蔵前を訪ねた。まずかつて取材したことがある小さなオモチャ店の店主にお会いした。「相変わらず古きよき時代の雰囲気、人情は失われていないね。同時にここ数年、オシャレなお店がたくさんでき、街は大きく変わったよ」と言う。スーパーで買い物を済ませた60代のご婦人は、「この街に30年近く住んでいて思うことは、都心であり企業のオフィスなどもありながら、静かというかザワザワしていないというか、落ち着いた暮らしができることです」と話す。そして賃貸に住む共働きの30代カップルは、「昔からの職人さんがいる一方、クリエーターを養成する台東デザイナーズビレッジなどもあったりする。そんな進化、新しさを感じる雰囲気の街で、将来は自分のショップを持ちたいです」と夢を語る。そして3組の方々の共通した感想は「住んでいて愉しい」ということ。歴史を、季節を感じるお祭りを中心に、一年を通じてさまざまな催事が行われていて「飽きることがない」からだ。例えば蔵前に隣接する地にある鳥越神社は、毎年6月前半に例大祭を開催しているが、これは「関東三大宮神輿」の本社神輿で、都内で最も重い神輿が、狭い町内を渡御することで有名である。また1月8日に開催さえるどんと焼きは、台東区を代表するイベントである。このほかにも浅草寺の正月初詣、2月節分、3月金龍の舞、上野や隅田川のさくらまつり、200万人超の人出がある5月の三社祭、さらには朝顔やほおずき市、隅田川花火大会、台東薪能、浅草サンカーニバル、10月東京時代まつり、鳳神社の酉の市、浅草寺や寛永寺など除夜の鐘など、祭事は枚挙に暇がないほどである。また新しい催事としては、今年6回目を数えるモノマチ。先述したカチクラエリアで開かれるイベントで、モノづくり系企業、ショップ、職人、デザーナー、飲食店などが参加、街とモノづくりを楽しむというイベントである。


  • 生活利便性

    「暮らしやすい、これからも住み続けたい」というのも、先述したお三方の共通した感想である。ちなみに台東区の人口は、平成26年9月1日現在18万9458人に対して、5年前の21年9月1日は16万6831人と、年々増加している(台東区役所調べ)。また区民意識調査(平成25年度実施)によれば、77.8%の人が「これからも住み続ける、住み続けたい」と回答している。その理由のベスト3は、「長年住んでいるから」「交通の便がよいから」「気心が知れているから」。このほかも自然・住環境がよいから、人情味があるからなどをあげている。その中で蔵前地区の交通の便を見ると、5駅5路線利用でき、東京へ6分、大手町へ7分と近く、便利である。詳細は別稿に譲るが、30代カップルが言うように「どこに行くにも便利、快適、軽快」である。住環境はどうか。先述の60代のご婦人は、「24時間営業のスーパーや、高齢者・単身者が利用しやすいミニスーパーなどもあり便利。ちょっとした買い物なら、上野、日本橋、銀座などのショッピングゾーンに気軽に行くことができる」と話す。また上野の森を中心にして広がる文化施設の充実ぶりも、高く評価されている。


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