井の頭線沿線の暮らしに役立つオススメスポットやこだわりのショップを紹介する街歩きエリアガイドです。

ザ・パークハウス 浜田山翠邸

コモディイイダ 浜田山店

(スーパーマーケット)


コモディイイダ 浜田山店 画像1

青果など必要な分量だけ買えるバラ売りを実施し環境保全にも貢献

京王井の頭線の高井戸駅より徒歩2分と好立地で利用しやすいスーパーマーケット。“よりよい商品をより安く”をモットーに、生鮮三品や加工食品、惣菜など食料品が中心だが、家庭用品や衣料品も扱っている。青果などは必要な分量だけ購入できるバラ売りを実施、詰め替え商品や自然保護商品など環境保全にも取り組んでいる。毎週日曜はポイント会員限定でポイント5倍セールを開催し人気がある。

  • 住所

    杉並区浜田山3-30-22ホームページをみる


  • 電話番号

    03-3304-8777


  • 営業時間

    9:00〜23:00


  • 定休日

    不定休




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浜田山の街力

住宅アナリストの目による「街力」検証レポート

住宅アナリスト 山本 好延


  • 歴史を感じる街「浜田山」

    筆者が浜田山を初めて訪ねたのは、30年ほど前だろうか。 その第一印象は、武蔵野台地の上を走る京王井の頭線の沿線に、こんな高級邸宅街があったのかということだった。以来何度となく訪れたが、落ち着きを感じる街並み、そこかしこに広がる自然など、すっかり「気に入った街」のひとつになったのである。 その浜田山の歴史は古い。例えば塚山公園。広さ約2.87haのこの公園には縄文時代の遺跡が残っており、地盤が良好な洪積台地の上に、人が住み生活を営んでいたことが分かる。また地名は、現在の新宿区新宿に住んでいた米問屋の浜田屋が所有し、松やクヌギが広がる林を山と呼び、浜田屋の山から浜田山の地名が由来したという。 その後、街が誕生したわけだが、杉並区役所によると、「神田川と善福寺川に挟まれた高台の地を、面積が広い区画に分けて数多く分譲し、いまの街のベースが誕生したといわれている」という。 また「大地主や大手企業が所有した大きな敷地が、後に公園や運動場などになり緑地が多い街となった」ともいう。例えば4.3haの柏の宮公園は、旧日本興業銀行(現みずほ銀行)のグラウンド跡地が公園になったもので、いまは広大な芝生広場を子供たちが走りまわり、格好の遊び場となっている。 〈ザ・パークハウス 浜田山季の杜〉の現地を訪ねた。駅から人見街道口に向かい交差点を左折すると、まず街道のシンボルともいえる大きな銀杏並木が目に入る。敷地を見ると竹林が広がり自然が豊かである。また東西に長い敷地の南側にも北側も、大きな敷地に大きな一戸建てが建ち、落ち着きのある住宅街が広がっている。


  • ショッピング力

    浜田山の街を歩くと、小中学生や若いカップル、家族連れ、熟年層など、多世代の人たちに出会う。道行く人たちの表情は穏やかでオシャレである。また庶民的な感覚もあふれる街で、暮しやすさも感じる。実際にはどうか。 ここではショッピング環境を分析するために5つのスーパーを取材した。それぞれのプロフィールから、浜田山の街を感じてくれると幸いである。まず改札口から地上に出て目に入る成城石井。店内は明るく品数も多く買い物がしやすい。なかでもワイン、チーズ、香辛料コーナーの充実ぶりが目についたものである。 同じく駅前通り壱番街のコモディイイダは、店頭に日替わり特価の商品が並ぶ。メインロード商店街の西友は何と言っても24時間営業で、ネット販売に力を入れている。 井の頭通り沿いのサミットストアは、本社がお隣の永福にあるので、まさにお膝元、日替わりの大均市など力が入る。 そしてオリンピック。店舗面積が広く、整然とした商品陳列で小さな子供連れファミリーがショッピングを楽しんでいる。美味コレクション、パン工房やフードコートに加え、地下に住居関連グッズ、別館にペット、ガーデニング用品など、ミニデパート感覚である。


  • 住民の声

    駅前で塾に向かう小学生と中学生の兄弟にあった。「友達の多くが塾などに通っている」とかで、学習塾や幼稚園、幼児教室などを多く見かける。渋谷の商業施設に通う女性は、「渋谷はもちろん吉祥寺や新宿など主だった都心駅が近く交通の便はいい」と言う。 ちなみに平日朝7時台〜8時台渋谷方面行の本数は合計46本と多く、駅係員によると「朝のラッシュ時間は7時45分〜8時30分。乗降客は年々増えている」という。商店主は、「スーパーに加え店主こだわりの店舗や、小さいけどオシャレで個性的なレストランなど地元に密着したお店が多く、親しまれている」とか。 70代の熟年夫婦は、「街全体は静かで穏やか。多くの世代の人たちが住み、みんな暮しやすいと話しているよ」と言う。


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